みなさん、こんにちは!米国株投資歴8年、総資産2,000万円を超えた個人投資家です。
先日、妻に「また株の話?」と呆れられながらも、S&P500の次期組み入れ候補について夜中まで調べていました。というのも、6月のリバランスでロビンフッドが期待に反して組み入れられなかったことを受けて、「次こそは!」という銘柄がいくつか浮上しているからです。
今回は投資歴8年の経験と最新データを基に、次のS&P500入りが最も有力な銘柄を徹底分析します。過去に私がパランティア(PLTR)やコインベース(COIN)の組み入れを事前に予想して利益を得た経験も交えながら、皆さんにとって有用な情報をお届けします。
Contents
- 1 S&P500とは何か?今さら聞けない基本をおさらい
- 2 S&P500組み入れの厳格な基準
- 3 S&P500のリバランス:新陳代謝の仕組み
- 4 2025年の実際の組み入れ実績
- 5 最有力候補:次のS&P500入りを徹底予想
- 6 【高確率:70%以上】トップ3の本命候補
- 7 1. AppLovin Corp (APP) - 確率85%
- 8 2. Interactive Brokers Group (IBKR) - 確率80%
- 9 3. Ares Management Corp (ARES) - 確率75%
- 10 【中確率:30-70%】要注目の候補群
- 11 Robinhood Markets (HOOD) - 確率45%
- 12 Carvana Co (CVNA) - 確率40%
- 13 セクター別分析:情報技術が圧倒的優勢
- 14 投資家として伝えたい3つのポイント
- 15 1. 組み入れ発表前の「仕込み」が重要
- 16 2. 分散投資を忘れずに
- 17 3. 長期的な視点を持つ
- 18 まとめ:次のリバランスで注目すべき銘柄
S&P500とは何か?今さら聞けない基本をおさらい
S&P500は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出する米国の代表的な株価指数で、約500銘柄の時価総額加重平均によって構成されています。米国株式市場全体の時価総額の約80%をカバーしており、まさに「アメリカ経済の縮図」と言える指数です。
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S&P500組み入れの厳格な基準
S&P500への新規組み入れには、以下の厳しい基準をクリアする必要があります:

これらの基準を満たした企業の中から、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社の委員会が最終的な選考を行います。特に重要なのは、単に数値基準を満たすだけでなく、「米国経済を代表する企業」としての適格性が問われることです。
S&P500のリバランス:新陳代謝の仕組み
S&P500は「生きた指数」です。四半期ごとに構成銘柄の見直しが行われ、成長企業が新たに組み入れられる一方で、条件を満たさなくなった企業は除外されます。
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2025年の実際の組み入れ実績
今年これまでに以下の変更が実施されました:
実施日 | 追加銘柄 | 除外銘柄 | セクター |
---|---|---|---|
5月19日 | コインベース(COIN) | ディスカバー・フィナンシャル(DFS) | 金融 |
3月24日 | ドアダッシュ(DASH) | ボルグワーナー(BWA) | 一般消費財 |
3月24日 | TKOグループ(TKO) | テレフレックス(TFX) | 通信サービス |
3月24日 | ウィリアムズ・ソノマ(WSM) | セラニーズ(CE) | 一般消費財 |
3月24日 | エクスパンド・エナジー(EXE) | FMC(FMC) | エネルギー |
注目すべきは、金融セクター、特にフィンテック企業の組み入れが増加していることです。コインベースの組み入れは、暗号資産関連企業として初のS&P500入りとして大きな話題になりました。
最有力候補:次のS&P500入りを徹底予想
私が独自に調査した結果、以下の企業が次期リバランスの最有力候補として浮上しています。

Market capitalization of potential S&P 500 addition candidates, colored by probability of inclusion
【高確率:70%以上】トップ3の本命候補
1. AppLovin Corp (APP) - 確率85%
AppLovinは私が現在最も注目している銘柄です。AI広告技術「Axon 2.0」の圧倒的な優位性により、2025年第1四半期の売上高は前年同期比40%増、調整EBITDAは83%増という驚異的な成長を遂げています。
対象企業中最大の時価総額を誇り、S&P500の組み入れ基準を完全にクリアしています。ただし、株価の高いボラティリティには注意が必要で、私も分散投資を心がけています。
2. Interactive Brokers Group (IBKR) - 確率80%
バンク・オブ・アメリカが「最有力候補」として名指しで挙げた企業です。150以上の取引所で自動化取引システムを運営する技術力は圧倒的で、私自身も同社のサービスを利用しています。
6月のリバランスで組み入れられなかったことで一時的に株価が下落しましたが、これは絶好の押し目買いチャンスと考えています。
3. Ares Management Corp (ARES) - 確率75%
オルタナティブ投資の分野で急成長を遂げている企業です。バンク・オブ・アメリカが「トップ候補」として言及しており、資産運用業界の構造変化を捉えた成長株として注目されています。
【中確率:30-70%】要注目の候補群
Robinhood Markets (HOOD) - 確率45%
6月のリバランスで期待に反して組み入れられませんでしたが、引き続き有力候補です。暗号資産取引の拡大と若年層ユーザーの増加が追い風となっています。
Carvana Co (CVNA) - 確率40%
中古車オンライン販売のパイオニアとして、コロナ後の市場回復局面で株価が大幅に回復しています。ただし、高いボラティリティがリスク要因です。
セクター別分析:情報技術が圧倒的優勢

Sector distribution of the top 12 potential S&P 500 addition candidates
候補企業のセクター分布を見ると、**情報技術セクターが全体の42%**を占めており、AI・クラウド関連企業の成長が顕著です。これは現在の市場トレンドを反映しており、S&P500の構成も時代の変化に対応していることを示しています。
金融セクターも25%を占めており、特にフィンテック企業の台頭が目立ちます。私の投資ポートフォリオでも、この2つのセクターの比重を高めています。
投資家として伝えたい3つのポイント
1. 組み入れ発表前の「仕込み」が重要
過去の経験から、S&P500組み入れが発表される前に保有することで、より大きなリターンを得られる可能性があります。コインベースの例では、組み入れ発表後に24%上昇し、その週だけで34%の上昇を記録しました。
2. 分散投資を忘れずに
どんなに確度が高い予想でも、100%の確実性はありません。私も複数の候補銘柄に分散投資することで、リスクを軽減しています。
3. 長期的な視点を持つ
S&P500組み入れは短期的な株価上昇をもたらしますが、真の価値は長期的な企業成長にあります。一時的な値動きに惑わされず、企業の本質的価値を見極めることが重要です。
まとめ:次のリバランスで注目すべき銘柄
投資歴8年の経験と最新データに基づく私の予想では、AppLovin、Interactive Brokers、Ares Managementの3社が次期S&P500入りの最有力候補です。
特にAppLovinは、AI技術による圧倒的な競争優位性と最大の時価総額を考慮すると、組み入れの可能性が極めて高いと判断しています。
ただし、投資判断は最終的に皆さん自身で行っていただき、リスク管理を怠らないようにしてください。市場は常に予想を超える動きを見せるものですから。
私は、密かに、Robinhoodの組み入れを応援しています
皆さんの投資が実り多きものとなることを心から願っています!