原題:"split"
予告編を観たときに面白そうと思った作品。題材は、面白くて、映画のポテンシャルが高そうなので、観てきました。決して、M・ナイト・シャマランにつられて観た訳ではない。公開初日ということでレイトショーに関わらず、結構な観客数でしした。
最近、チャレンジングな作品ばかり観ていて、さすがにうーん、ってなってきたので、来週は娯楽作品のアレを観たいと思っています。
映画の感想
また、前知識ゼロで観に行ったので知らなかったのですが、ジェームス・マカヴォイではないですか?最初にそれにびっくりして、あとはあんまりびっくりしなかったってのが正直な感想。でも、メジャーになってから、こいう役をやるというのはなかなか楽しのではないでしょうか?このキャリアで演じるには、変わった役ではあると思います。(かなりの上から目線のコメントなんですが、何せ、あんまり語ることがなくって・・・。)
23人格とかいう話なんです。うーん、映画で描くとちょいと無理がある。。。。さすがに、そんな人数描けないないし、それだけ多くの多重人格である必然性が感じられなかったのが残念です。全体的なストーリも若干の無理が否めなかったように思います。特に、終盤の展開は、期待してただけもあって、”あれ?ちょっと、これは・・・。”ってなりました。シナリオのテーマのポテンシャルが高いけど、それがイマイチ活かしきれなかったのかなぁ?という印象が強いです。
正直、ちょっと、期待しすぎた。。。。
とまあ、ギャプの問題でしょう。imdbでも、7.4をたたき出してるので、評判は高いと思っていいと思います。趣味の問題でしょうか?レビュー覗くと、僕と同じような感想の人も多数いるんで、やっぱり、好き嫌いが分かれるんでしょうね。
全体的に暗い映画です。
”ルーム”だったり、”ドント・ブリース”だったり、最近は、監禁ネタがブームなのかなぁと思ってしまう。僕、こういうネタあんまり得意じゃないようですね。。。いまさらながら失礼しました。
ピックアップ アクタ/アクトレス
今回も(?)役者陣が素晴らしいです。この映画で、役者さんから感じるのは、”瞳の力”です。
超有名な役者さんになりましたので、もう説明の必要もないですね。
僕が、最初にこの役者さんの存在を認識したのは、”ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女”なので、もう10年以上前ですね。それから、いろいろな映画で見かけ、最近は、”XーMEN”シリーズの新しい方で、若き日のプロフェッサーを演じてくれています。目力が異常に強い役者さんです。今回の役所は難しいと思いますが、うまく演じてくれています。最後の人格は、まぁ、あれですけど。。。
こちらの女優さんは、まだ若いですね。今回の映画では、監禁される側の役をやっています。瞳が、冷えた湖の底なような目で佇んでいらっしゃる、”冷めた”役です。本当に、目が印象的な女優さんです。実際の女優さんの雰囲気を知らないですが、素晴らしい演技だと思います。こちらもまた難しい役柄ですが、素晴らしい存在感でした。若い女優さんですが、これから人気でそうな気がします。
この映画をオススメしたい方
- M・ナイト・シャーマン作品がとにかく好きだという映画ファン
- 監禁ものの映画が好きだ、拘束ものって不自由な感じがすきという女性
- なにかの拍子にテンションが上がってしまい、私って多重人格?といつもおもってしまう老若男女
映画観賞記録
2017年、映画館で観た映画: 18本目
個人的な評価: 5.2点/10点満点
今日のポップコーン: 夕食抜きのハーフ&ハーフ(M)サイズ。
ひと言:目がものをいう怖さ。。。