原題:”arrival"
まず、この映画のレビューを書くにあたって、あまりに読者数の少ない、このブログにたどり着くような映画好きの皆さん、今すぐ、
このブログを読むのをやめて、映画館に観に行ってください。
ネタバレ厳禁ですので。。
くれぐれも、映画を観に行く前に、このレビューを読んではいけません。
見た後で読んでもられると幸いですけど。別に忘れられてもしょうがないです。今回は。、、
僕には、ネタバレせずにレビューを書ききる自信がないです。
5/19の公開初日に観ました。僕が行ったときに空いてる席は、たったの3しかも映画館の右一番前が連続して3つ空いてるだけでした。一番端っこを買って鑑賞です。席についてしばらくすると、僕が買った残りの2席も埋まったので、完全に満員です。
映画の感想
観終わった感想は、うーん、アメリカ人が好きそうな話だ。未知のものに果敢に対峙するする主人公、最初は、相手の巨大さに恐れおののくものの、自分の我を通して、得体のしれない生物にまで対等の立場になるという。。そして、最後は、さらに未知の未来に挑戦しようとする主人公。まさに、ザ・アメリカンな印象を受けました。でも、そういうの嫌いじゃないな。。。
この映画の最も面白いところは、想像させてくれるところです。単に、映像だけでなく、観客を引き込むストーリーがあり、その上、」ストーリへの空想が必要となっていてきます。観客は、その空想に想いを広げることによって、より物語をディープに感じることができます。素晴らしいです。人間、やはり自分の想像力を広げさせてくれるものに魅力を感じるものです。
似たコンセプトの映画として、”コンタクト”があります。”メッセージ”の予告をみて、思い出した人も多いのではないでしょうか?序盤の雰囲気が似ていますが、そのあとのアプローチが違います。ただ、両作品共、観てるときに、”これって、どうやって終わらせるのだろう?”と感じさせられます。この”メーッセージ”でも、最後の方は、”おいおい、これってどう終わるつもりなん?”って思ってみてました。実は、終わらせるための伏線が、ずっと観ていたもので、最後の方で、急に予想外の面を見せられます。それをみた我々は、その面と地球外の生物ということが頭の中でうまくマッチして、とても素直に驚かされます。自分のイマジネーションもそこに持っていかれるので、映画を深く楽しむことができるのだろうと思います。ああ、こんなことを思い込むなんて、俺って、なんて地球人なんだ・・・・。ってなります。
この手の映画は、多いので、もうネタぎれだと思ったら、こんなストーリーを観せてくれるなんて。
ただ、ただ、感謝です。
個人的な感想ですが、原題も邦題もしっくりこないです。原作の"Story of Your Life"ってのがはまります。
ピックアップ アクタ/アクトレス
今回は、主な登場人物が2人です。主人公ともう1人。
この映画を引き立たせる助演の2人を紹介したいと思います。
色々な映画でよくみかける、名脇役です。僕のみる映画にもよく出ていてもらってます。今回は、いつもよりもっと厳しめの役です。今回は、重要な軍の大佐役です。もう少し、活躍して欲しいところですが、登場のインパクトはあったものの、最後の方は・・・。
ハート。ロッカーの人です。今回の重要な人物です。主人公(エイミー・アダムス)とこの人が主役なんです。今回は、主人公を助ける役ですが、言葉少ないながらいい役を演じてくれてます。この人も目が印象的なんですよね。
この映画をオススメしたい方
- SF大好きな理系の人
- ”映画は、ストーリーだ。”という人
- 何事にも果敢に立ち向かうこと、それが人生だと思う人
うーん、ていうか、みんないってみよう。
(でも、他のレビューを除くと好きじゃない人も多いようなので、ちょっと注意ですけど。)
映画観賞記録
2017年、映画館で観た映画: 19本目
個人的な評価: 8.5点/10点満点
今日のポップコーン: 夕食抜きのハーフ&ハーフ(M)サイズという先週と同じ。(太るね。確実に。)
ひと言:久しぶりの映画館満員でテンション⤴︎。しかし、一番前の一番端っこは、首が変になる。。
2017年の個人的な映画ランキング