未知の生物との遭遇。。。。
見た目は同じでも新しく出会う人々は未知の生物との遭遇です。それは、思い切って自分のいつもいる世界から飛び出した人に訪れる出会いでしょうか?それとも、いつもの日常でのちょっとしたタイミングで出会う人々でしょうか?生きているいるだけで、いつでもそういう出会いあるはずです。
そういうとき、みなさんはどういう反応を示しますか?自分の知らない人だから受け入れることが難しい場合、自分と違う部分を持つ人に興味を覚え積極的に接触を試みる場合、いろいろなケースがありそうな気がします。それは、自分と相手の相性やその時置かれる状況などによるのかもしれません。
原題:”Shape of Water"
映画の感想
1. 観終わった印象
”うーん思ったよりゴツゴツしてる”
って、わけのわからない感想をいだきました。最初の印象と随分違ったからです。だって、タイトルがシェイプオブウォーターなんですもの。イメージふわふわしてるイメージですよね?(勝手に思っていただけだけど。。。)でも、なんだか、シェイプがはっきりしすぎてたんです。僕には。
2. 特殊な世界観
やっぱり、世界観が特殊です。舞台は、なんかよくわからない政府の特殊研究所みたいなところです。主人公は、そこで、人格否定されてるような清掃員をしています。この研究所の中の人々もほぼほぼ現実には出会うことのできないであろうキャラたちです。雰囲気もファンタジー系で独特の世界観があり、そこは心地よいです。現実とメルヘンの世界の中間のような雰囲気を持っています。
3. メルヘンではない物語
世界観はメルヘンなのに、内容があまりメルヘンでなかったりするんです。僕的には、最後の方の悪者の指をもっとうまく使うストーリーが希望でした。あんだけ伏線のように出しててあの展開って・・・・。と思ってしまった。うーん、あそこがもっとファンタジー仕立ての方が良かったんですけどねぇ。。。
4. 多様性の極み
耳の聞こえない主人公、上限の差別感満点の研究所の面々、おねえキャラの主人公の友達、そして、ゴツゴツした半魚人。
うーん、この感じがお腹一杯にさせられてる感がちょっと強いんですよね。ちょっと、押しつけられてる感を感じるのは、僕だけでしょうか・・・?
★ ★ ★
この映画をオススメしたい方
・ファンタジー好きな人
・"世界には色々いきてるので、全ての人が多様性を受け入れるべきだ”っていう意識の高めの人
・したり顔で映画を観るのが好きな人
映画観賞記録
2018年、映画館で観た映画: 3本目
個人的な評価: 7.2点/10点満点
ひと言:ごつごつしてるんだもんな・・・。
poseted by j138