今日、かなりショッキングな記事をみつけたので、少しでもシェアできればと思い、記事をおこすことにしました。こんな出来事があるなど憤りしか感じない。
Contents
記事の内容
まずは、以下にリンクした記事に目を通していただきたい。
埼玉県吉川市に住むALSの患者、高田泰洋さん(43)が、訪問調査をした市役所職員に対し文字盤を使って回答しようとしたところ、この職員から「時間稼ぎですか?」などと言われていたことがわかった。
ALSの患者に「時間稼ぎですか?」 文字盤コミュニケーション中、市役所職員の発言に抗議
この記事の中で、高田さんのコメントが紹介されている。このInterdimensionでも取り上げて、微力ながらこの出来事をみなさんに知ってほしいと思いました。
あらかじめ用意していた高田さんのコメントは以下の通りだ。
ALSの患者に「時間稼ぎですか?」 文字盤コミュニケーション中、市役所職員の発言に抗議
今回の担当職員の発言を聞いた時、率直に悔しかったです。コミュニケーションに時間がかかるのは認めます。それはわざとではなく病気だからです。また、申請者である私からの話も聞こうとせず進めようとしたり、文字盤を使用すれば調査の遅延行為をしているような言われ方をされ、自分の口で抗議できないもどかしさから悔しい気持ちでいっぱいでした。
障がい福祉課に不信感しかありません。
障害を持っている申請者に対しての「時間稼ぎ」発言や、その発言に対して当事者のみならず他2名からも謝罪や発言の撤回もありませんでした。障がい福祉課全体で発言の深刻さに気づいていない意識の低さなんです。
吉川市に気づいてもらうためにも、皆様のお力をお貸しください。
読んだ時にどうしても許せなかった
筆者は、あまり記事を読んでも全てその記事通り受け止めるタイプではないのだが、この記事だけはどうにも許せないと感じた。高田さんのコメントが出ていたからだ。このコメントを出すことは、おそらく高田さんにとって相当体力を使う行為である。随分、腹に据えかねたんだと感じたからだ。不幸にもこのような病気にかかってしまった人にとって、よっぽどのことがなければこんな面倒な発信などするはずがない。なので、この記事通りのことが起こったのだと判断し、この記事を書かせてもらっている。
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埼玉県吉川市役所の話だそうだ
どこの話か、どこの企業に属さない私が言いましょう。
埼玉県吉川市役所で起こった出来事
だそうです。また、記事中には、以下の内容がある。BuzzFeed Japan Medicalの担当の方もさぞ驚いたことでしょう。この言葉のどこにもだからその言葉を言っていいなんてところを見つけられないからだ。まさに、
で?なにか?
って感じだったのだろう。これが言い訳となると考えた課長は、ぜひ、反省して世の中のものごとを勉強し直していただきたい。たまに、こういう人間味のない人がいて心底驚く。市役所の役人だから以前に、人としての普通の感覚を身につけられたらよろしいかと思います。
一方、BuzzFeed Japan Medicalの取材に対して、吉川市の加藤利明障がい福祉課長は、「訪問時間が限られている中で、奥様やヘルパーの方も一緒に聞き取り調査をさせてほしいとお願いしたところ、『本人のことは本人に聞くのが筋でしょう。家族はあとで時間を取ります』と弁護士に言われたので、効率的な調査という観点から弁護士に対する抗議の意味であの言葉を言ったようだ」と話す。
ALSの患者に「時間稼ぎですか?」 文字盤コミュニケーション中、市役所職員の発言に抗
私にも寝返り打てない過去があります
筆者も20年以上前だが、一時期、寝返りさえうてない過去がある。現在は幸い寝返りはうてるようになったし、美味しいものも自分で食べれます。でも、あの時の記憶は忘れることなく今でもしっかり覚えています。本当に、こんな発言する人は、自分が動けなることを一度でも想像してほしい。体が自由に動かなくなることはいつ何時だれに訪れるかわからない。その時になって、自分の過ちを恥じてもすでに時遅しなんです。
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ただ、市役所の福祉課の人が全員こんな人ではないことはわかってほしい
紹介した記事はかなりのインパクトで、市役所に脅迫文を送ってしまった方もいるようです。私も身内や知り合いがこんな目にあったら、ただじゃおかないと思います。くだんの吉川市役所ではないが、私自身も何人かの福祉課の方とお話ししたことがあります。全員とは思いませんが、中には、とても親身にお話しいただける方もいらっしゃいます。重々お分かりかと思いますが、この記事で一概に市役所の福祉課の人がみんな悪いとは思わないでください。
そして、全国の福祉課で仕事に従事している皆さんがどんな気持ちでこの記事を読まれてるかはわかる気がします。いつものことですが一部の心ない人のためにあおりを食らう人たちのことも考えてほしいと思います。
最後に
厳しい表現があることをお詫びいたします。
楽しいメディアを目指しているInterdimensionとしても不本意なので、このような記事はもう書かなくていいことを願っています。
吉川市役所で、このような発言をされた方々は、世論による制裁を受けたと思いますが、一刻もはやく高田さんに直接謝罪していただきたい。
以上です。