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映画の感想”夜に生きる”- 孤独に生きろ。誰も信じるな。

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原題:”Live  by Night"

 

男が組織で生きる場合、周りの誰も信じてはいけない。その組織の力が強力であればあるほどなおさら。油断すれば、蹴落とされる。いや、蹴落とされるどころか命すら落とすことになるだろう。これは、何も昔の話じゃない、現代におけるサラリーマンにとってさえ、この言葉は当てはまる。男たるもの己の力のみで生きよう。太く短くそれが、男の人生だ。

突然の骨太コメントで始めてしまいました。では、映画の感想です。

 

映画の感想

1920年代という時代設定のお話だそうです。ギャングが普通に活動していた時代、男とたちは、富と名声と女を求めている、今よりなんともシンプルな時代です。主人公は、どの組織にも属さない、少し変わった境遇に生まれた骨太の男です。

この映画の面白さは、よく分からない世界を常識的な視野で観ていると、すっかり裏切られてしまうというところです。まさか、人として、そんな展開にならないよね?とおもうのですが、これがことごとく裏切られてしまうところが面白いです。それは、そうです、現代のやわな世の中に生まれた我々からすれば、想像できるはずもない世界なのですから。。。それにしても、ずーーーと、眉間にシワを寄せて生きるこんな生活、みてるだけで胃が痛くなります。如何にクールに生きるか?誰も信じず、誰にも従わず、ずっしり、一人で生きて行く。。。男の浪漫です。(本当か?)

 

それにしても、痛い世界です。どんな地位にあろうと、ちょっと油断すると、すぐ命を失います。この男らしくスリリングな時代を生き抜く物語。男の本能のまま、その危き時代を生きた男の太い人生を目撃してください。

 

痛いシーン満載なので、バイオレンスなシーンはちょっとという方は、鑑賞しない方がいいと思います。

ピックアップ アクタ/アクトレス

強い男の周りには、魅力的な女性が欠かせない。と言うわけで、女性をピックアップしてみました。

エル・ファニング

小さい時からスクリーンで活躍している女優さんです。まだ、19歳ですが、すごい経歴です。本作では、周りの人間とは、かなり違う雰囲気を纏って登場します。かなり、独特な役ですが見事に演じきってくれています。本当に独特な存在感を放っています。でも、やっぱ、暗い役なんです。

 

ゾーイ・サルダナ

最近は、すっかりSFものに欠かせない女優さんのイメージが強いですが、本作では、主人公にとってなくてはならない役で登場します。最初の登場シーンがかなり印象的です。骨太な主人公について行く強い女性を演じてくれています。ま、やっぱ、明るい役ではないですけどね。。。

 

この映画をオススメしたい方

・人生短く太く生きる、それが漢だ。と、おもう男性。

映画観賞記録

2017年、映画館で観た映画: 23本目

個人的な評価: 6.7点/10点満点

今日のポップコーン: 夕食がわりのパン。

ひと言:高いいびきのおじさん、金曜は疲れてるよね。。。

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posted by j138

 

 

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