原題: ”room"
少し前に、気になって、すっかり忘れてた"room”、観てきました。
なかなかのマニアックな設定の映画です。でも、テーマは、”精神的な幸福”という
よくあるテーマです。(あ、テーマは、勝手に作りました・・・。)
ショッキングな前半と、前半とのコントラストで考えさせられる後半。
今回は、作品の雰囲気に合わせて、したり顔で、感想です。
前半は、かなり文学的写実で、主人公たちの縛られない精神を描いています。
なんて、設定だ。と、眉をしかめたくなることでしょう。そんな中、
主人公の男の純粋な精神に触れ、見てるこちらが救われる気持ちになります。
後半は、そのコントラストから、観客に精神的な充実を問いかけるような構成に
なっています。見た人は、二人の姿に自分の人生を重ねあわせて、自身の幸せに
ついて、自分に問うのではないでしょうか?
したり顔の女子たちは、特に行ってみたくなることでしょう。
後半は、少し消化不良になるので、原作があるんだろうなぁと思わされます。
#映画館では、あまり泣かない方がいいかもです。。。
#すごく泣いてる人がいて、ドン引きでした。
2016年に観た映画(映画館):6本目
★ 7.8/10