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映画の感想:”スポットライト 世紀のスクープ”- 記者達の情熱が教会の長く深い闇を暴く衝撃の作品

投稿日:2016年5月14日 更新日:

原題: ”spotlight"

少し前から気になっていた、”スポットライト”、 観てきました。

素晴らしいです。 冒頭からの子気味良いテンポのストーリー展開、話の内容と

よくマッチして、観てる方も心地よいです。でも、話は暗いんです。

そして、テンポのよい展開の中で、ポイントポイントで立ち止まって、じっくり転回

って感じが、素晴らしくいいんです。

最初、”宗教系の映画は、登場人物の気持ちがよくわからんからなぁ・・・。”

という懸念は、問題なしでした。

では、内容です。

内容的には、信じられない出来事です。人間てものはなんともしょうがないものです。

こんなことが起きていいのか?というもので、ましてや神の目をいつも感じている

キリスト教徒がこんなこと、、、天罰下ります。(マジで。。。)

立場の違う人間たちをそれぞれの立場での気持ちがうまく表現されていて、

そして、後半に向けて、じっくり描かれるそれぞれの人間模様。秀逸です。

ただ、内容的に、誰もが受け入れられる内容ではないでしょう。

でも、それぞれの立場で、それぞれの気持ちで観れば良いのではないでしょうか?

シュールというか、ビターなというか、ちょっとした洒落が散りばめられてるのは、

映画を必要以上に重くしない試みでしょうか?(違うなぁ・・。)

2016年に観た映画(映画館):5本目

★ 9.4/10

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