映画 映画2018

映画のかるい感想:”祈りの幕が降りるとき” -原作の深みと情念の演技の融合

投稿日:2018年8月5日 更新日:

人には、必ず、過去があります。それは、生きてるのだから。。。そして、人の過去には色々な想いを抱くものです。それは、どんな人にとっても存在し、その存在は、その人々によって違うものではないでしょうか?

このブログでも、東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズが登場していますが、このシリーズの原作は全部読んでるので、ちょっと偏った感想になりそうだなぁ?と思います。原作も間違いなくオススメできますので、ぜひ読んでください。(そのうち、本の方の記事を書きたいところですが、本の感想は、書けていないから。。)

映画の感想

1. なんといっても圧巻の演技

実は、原作を読んでるので、映画を特に観たいと思っていなかったのです。なぜかってのはわかると思いますが、原作のイメージを映画が崩していると場合もよくある話なので。でも、今回は、よかったです。うまくはまったというか、いいのは、キャスト。中でもよかったのは、やっぱり、松嶋菜々子さんと小日向文世さんの親子が絶品でした。キャラがいいんですよね。特に、松嶋さんの後半の演技は圧巻です。その分、加賀恭一郎の存在感が薄くなるのですが、これは原作でも同じ印象でしたね。

2. 物語は、あの加賀恭一郎シリーズ

物語は、あの東野圭吾原作の加賀恭一郎シリーズ。何作も出ているのですが、本作が、それらの集大成的作品です。何冊かの作品は、読んでおくとより楽しめることだと思います。一作だけなら、”赤い指”ですかね。内容は話さないので、映画と一緒に楽しんでもらえるとうれしいです。そのほかの作品もどれも素晴らしいのです。

この原作の良さを損なわない、いい映画だと感じました。

3. 日本人向けの映画

映画館で観る映画といえば、圧倒的迫力の映像派手さです。最近、特にそういうのが多いですよね。でもこの映画、派手なアクションも大迫力の銃撃戦もありません。観てる我々も加賀恭一郎が抱えていた過去をじんわりとみることになるのです。やっぱり、この辺は、日本映画の得意なところで、じっくり作品にのめりこむことができます。好みの映画ではあります。

4. 人々の過去が交錯する作品

 なんやかんやで、結局は、人々に絆にまつわる物語として、王道的テーマではあるのかと思いました。この2組の親子の愛情と暗の物語です。

親の愛情と、子の愛情、そして何故か避けれなかった必然の暗の部分が2組の親子の共通点として描かれています。映画だけでは、加賀恭一郎側の事情がわかりにくいのではないかと思ったので、ここはシリーズものの難しいところですね。

                ★         ★          ★

この映画をオススメしたい方

・加賀恭一郎ファン

・日本人(なんのこっちゃ)

映画観賞記録

2018年、映画館で観た映画: 1本目

個人的な評価: 8.3点/10点満点

ひと言: 今年、一番最初に観た映画ですが、今頃の感想upです。

もう、DVDが発売されているのですね


written by j138

スポンサーリンク

-映画, 映画2018

Copyright© InterDimension:インタディ , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.