原題: ”The Great Wall"
最初、この映画の存在を知ったとき、万里の長城で、マット・デーモン??うーん、無理がある、と思いました。
では、感想です。
映画の感想
中国の歴史大作に、マットデーモンかと思いましたが、全くそんなことはなく、アクションアドベンベンチャーファンタジーでした。よくわからないジャンルの映画に仕上がってました。どうした、ハリウッド?中国資本の力か?よくわかんないぞ。
なので、途中で万里の長城ってことは忘れることにしました。ストーリーを追いかけてはダメです。ひたすら、アクションに目を奪われてしまいましょう。変なトカゲのおっきい奴が出てきて、人間と戦うのですが、トカゲの数が多すぎて、勝てるわけねー。状態です。すでに、その存在自身が常識外なのですが、なぜか退治する方法があるというはちゃめちゃなストーリです。
色鮮やかな軍隊が戦ったり、中国の軍隊が伝統的な組織だったりと、エンターテインメントな面が大きく、戦い方もなかなかの破天荒さです。見れば、わかりますが、そんな戦い方、普通しないよね?って感じです。とにかくビジュアル面へのこだわりが強いので、全てを忘れて、様々なアクションとこの映画の雰囲気に身を任せて楽しむことにすれば、結構、楽しめるのかな、と思います。CGとかもすごいですが、最近見飽きてきた映画ファンには、物足らないかもしれません。先日のキングコングといいこの映画といい、最近の映画の映像クオリティには、驚かざるを得ません。
CGとかはすごいんですが、やはり、中国の映画ってところが随所にみられます。仕掛けが妙にシンプルだったり、人間関係がとてもストレートだったりと、映像はとても進歩したのですが、中国映画の基本的な姿勢は忘れられていない、絶妙なバランスだと思います。
それにしても、これだったら、別にマット・デーモンでなくてもいいし、万里の長城でなくてもよいのでは?というのが、正直な感想ですけど。。。やはり、スポンサーの力か?(失礼)
ピックアップ アクタ/アクトレス
登場したとき、おっ、って思いました。それは、つい最近、別の映画でみたから。それは、”キングコング:髑髏島の巨神”。コングの時は、それほど活躍する役ではなかったですが、今回は、マットデーモンと同列の主役です。戦闘するには、ちょっと線が細いかと思いますが、戦い方が、あの戦い方なのでいい感じにはまってました。綺麗な人ですが、同時にかっこいい役もできるんだなぁと思いました。見事にはまってたんじゃないでしょうか?今後も注目の女優さんですね。
ああ、アンディ・ラウだったんだ。。って、キャストみて気づきました。こちらも、この映画で、とても重要な役どころです。武闘派集団にあって、唯一といっていいほどの頭脳派です。ちょっと、しっとりした感じだったんで誰かわからんかったです。いい役をやっています。もうちょっと、アクションしてくれてもいいのに。。
と、中国の二人を紹介しましたが、ハリウッド映画に中国の俳優さんってちょい役?と思われかしれませんが、逆です。彼らが主役なんです。
この映画をオススメしたい方
- とにかく、壮大なスケールの映像がまだまだ観たいという方
- 中国大好きって方
- やっぱり映画はアクションだ、という方
映画観賞記録
2017年、映画館で観た映画: 14本目
個人的な評価: 5.6点/10点満点
今日のポップコーン: 夕食後だったので、Sサイズ。ストレスが多くて、キャラメル味。
ひと言:映画館で席間違えてる人いた。いやん。
2017年の個人的な映画ランキング
posted by j138