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映画の感想”ちょっと今から仕事やめてくる。”- ちょっと心が軽くなる映画

投稿日:2017年7月3日 更新日:

今、あなたが、20才を越えた大人だとしましょう。

そんな大人が、ある子供がいじめを苦にした自殺したニュースを見た時、なんて思うでしょうか?

たとえば、

”そんな、小さな世界の出来事で、命を捨ててしまうとは、かわいそうに。”

とか、

”そんな時期の出来事なんて、人生において小さな出来事なのに。。”

とか、

大人ぶったコメントしたり、そんな風に思ったりする人も多いのではないでしょうか?

でも、自分以外の場所を見たこともない人間にとっては、その意味はよくわからない。

現に、大人たちが、今、自分の足元を見て、その世界の狭さに愕然とできる人間がたくさんいるとは思えない。ほとんどの人間は、かなり閉じられた世界の中で一生を終えるのだろうと思う。子供の世界をみて思う大人の意見も、自分自身の世界の息苦しさに気づいていないケースが多いということはないかと思う。

だからといって、そのちっぽけな世界に生きるのを止めたらいいといってるわけではなく、そんなちっぽけな悩みで、嫌な思いをしたり、病気になったり、命を絶つなんてことがなくなればいい。と感じたりします。ちっぽけな世界で虚勢を張る人間のいうことなんて気にせず、自分の人生を楽しみたいものです。

お前のコメントが病んでるって言われそうですので、そろそろ感想です。

映画の感想

僕が、邦画を観るのは、年に2本くらいです。なので、あまり知らなかったのですが、他の映画前の予告編で久しぶりに観たくなった邦画です。取り扱ってるテーマが面白かったもので。。。

そうです、この映画のテーマは、タイトル通り、仕事について。本当に、なんのために仕事をやってるかわからなくなってしまった若者の話です。

面白いテーマです。統計局のデータを覗いてみると、日本の就業者の88.5%の方は、雇用者。絶対値でいうと、5,796万人の方がだれに雇われています。すごい数字ですが、つまり、これだけの人間が、ちょっと、仕事辞めてくる可能性のある人間なんです。

特に、日本人は、サラリーマンである比率が、他の国々に比べて非常に高いと言われています。みなさんのイメージと大体あってると思いますが、これだけの数の人間たちに構成された社会なので、様々な形があることは理解できます。つまり、この映画の異常な状態な会社も大して異常な会社じゃないということです。

映画の中で描かれてる会社は、十分、我々の周りでおこり得る状況であるところが、数多くのみなさんが、この物語に引き込まれる要因の一つになるんじゃないでしょうか?

単純に物語を楽しむだけという風にもいかないと思いますが、この映画を観ればいろんなことを感じられる気がしました。

 

映画の中のサラリーマンは、会社を辞めることで色々なものを失うと考えていましたが、実は、そうでもない人生が待ってたりします。思い切って、捨てたことによって、かけがいのないものを手に入れるという、ある意味べたな物語です。ですが、そういう展開を観客が受け入れる心地良さを持っています。

 

そのまっすぐな構成が、主人公達の純粋な想いに重なるからだと思います。

*自主規制

 

 

ピックアップ アクタ/アクトレス

今回は、邦画なのでスキップします。

みなさん、いい役者さんですね。

 

この映画をオススメしたい方

・やや若者向きかと思います。

・特に、あまりやりたいものがなく、仕事を選んだ方々。

 

映画観賞記録

2017年、映画館で観た映画: 26本目

個人的な評価: 8.0点/10点満点

今日のポップコーン: お昼ご飯代わりのハーフ&ハーフのM。混んでる時のキャラメル味は薄い。。。

ひと言:久しぶりの邦画で楽しかったです。もう一本みてみようかなぁ?

 

もう一つだけ思うことは、自分の経験上、この映画の若いサラリーマンをみて、自分よりはましな状況だなっておもう人がかなりの数いるんじゃないかと思います。

そういう方、

ちょっと今から仕事やめてくちゃってください。( ^∀^)/

 

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posted by j138

 

 

おまけ

心に沁みる歌です。映画のエンディングは素晴らしいかったです。

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