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映画のかるい感想: ”ゲティ家の身代金”-お金と絆と人生の深みを感じる映画

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お金って不思議です。ない時には、別に欲しいとは想わないのに、一度手にいてるとどうしても手放したくなくなります。だから、金持ちはケチって言われるでしょうか?

お金を得たことによって人生を壊してしまう人もいるし、お金って私たちの人生に大きな影響を与えます。持っていないと幸せを手に入れないのに持ちすぎると幸せを失う。。。やっぱり、怖い存在です。

原題: ”ALL THE MONEY IN THE WORLD

うーん、タイトルを原題どおりにしておいて欲しかった。。。

 

映画の感想

1. ゲティ家という特別な一家の物語

石油王と聞いて何を思うかといういうと、我々が一生かかかってもその1/1000(?)も稼ぐことのできない金を稼ぎ、湯水のようにお金を稼ぐ男のことですよね?こんな一家が普通であるわけがない。だって、その所得がすでに普通じゃないんですから。ちょっと、金、金って書いてきて気持ち悪くなってきました。(不慣れだから)

そうこの映画のメインに座るのは、金です。

 

2. ジャン・ポール・ゲティという

この物語の元凶である、ジャン・ポール・ゲティを演じるのは、あのクリストファー・プラマー、もはやいうことない、人生の何もかも経験したのではないかというくらいの大御所。見事としかいいようのない演技をしてくれています。

このジャン・ポール・ゲティが、映画の中でたくさん登場するわけではないのですが、この作品の、というか、この誘拐事件のもっとも大きな部分を握っている人物であることから重要な役割を果たしています。

# 例の降板騒動のあの人の場合も観たかったのかもしれませんけど。

3. 何かを感じるための経験値が必要な気がする作品

この映画の味がわかりるのは、結構、年老いてる、いや失礼、人生経験豊富な人々ではないかと思いました。自分自身も十分、面白いと感じましたが、なんとなく、味わいってものがきちんと堪能できたが少し疑問に思いました。大規模エンタメ作品好きなおじさんに味わえたのか?がちょっと疑問にも感じた作品でした。

4. 人の絆の物語

 なんやかんやで、結局は、人々に絆にまつわる物語として、王道的テーマではあるのかと思いました。

 

個人的には、マーク・ウォールバーグが、いろんな意味でイマイチしっくりこなかったですけど。。。(失礼)

 

                ★         ★          ★

 

この映画をオススメしたい方

・人生経験豊富な、苦味のある紳士、淑女の方々

・お金大好きな方

 

映画観賞記録

2018年、映画館で観た映画: 7本目

個人的な評価: 8.1点/10点満点

今日のポップコーン: 食わず。 

ひと言: 日本での公開期間が短かったのは何故?それは、若い人には。。。ってことでしょうか?もっと長くやって欲しかった。

 

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