働くこと

定時で帰りますという人の特徴と定時退社のコツについて考える

投稿日:2019年4月14日 更新日:

なぜ定時で帰ることが話題になるか?

今の私にはですが、なぜ、定時で帰るってことが話題になるか?不思議です。そんなの好きに選択すればいいと思うからです。でも、定時帰りなどという概念すらなかった自分の昔のことを考えて興味深いテーマでもあると感じました。著者は、残業時間が人一番多かった時期もあり、定時で帰る時期も両方の経験があります。

話題となっている

世の中動き

最近、”働き方改革”て流行ってますよね。ほう、そうですか?むずいです。

「働き方改革」の目指すもの
我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。
こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。

引用元:「働き方改革」の実現に向けて by 総務省  

つまり、こんな感じのようです。なんか曖昧な気がするけど、いっぺんにいろいろできないで、まずはこの2つを攻め口に、労働環境を改善していこうという取り組みのように感じます。

  • 労働時間を考える:働く時間が本当に適正か考えて、人としての幸せを実現する
  • 雇用形態を考える:雇用形態を考えて公正な待遇を考える

具体的な対策

ちょっと、具体的な企業の対策をあげてみよう。それぞれの項目で、ずいぶん討論できるくらいの項目ですね。今回は、”定時退社”について取り上げてみます。

各社まだまだ、道半ばな印象です。ま、これからという感じですかね。政府に言われたからという姿勢から抜け出し、自分たちで本気で改革する姿勢が出てくれば、きっと変われるとおもいます。ただ、大企業は、昔からの悪しき文化があるので苦戦する気がします。でも、着実に挑戦は進んでいることを肌で感じます。

◾️労働時間を考え

  • 定時退社日を設ける
  • 残業規制を行う
  • 有給取得の励行をおこなう

◾️雇用形態を考える

  • 育児休暇の取得しやすさ推進
  • テレワークの推進
  • 正規社員と非正規社員の待遇の格差を少なくする

残業時間ってどのくらい?かを調べてみました。日経団連の資料から引っ張ってきました。どうですかね?著者は、2017年度は、720[時間]の残業時間だったので、上位7[%]に入ってるようです。本当でしょうか?思ったより少ないと印象を持つ人が多いのではないでしょうか?

定時退社の人は74%以下ですが、どれくらいの割合でしょう?30%くらいでしょうか?資料の信憑性も考えるともう少し低そうですね。

360時間未満       74%

360時間~540時間未満  19%

540時間~720時間未満  5%

720時間~960時間未満  1.7%

960時間以上       0.3%

引用元: 2018年労働時間等実態調査集計結果 by 一般社団法人日本経済団体連合会

ドラマ

このドラマ始まります。吉高由里子さん主演です。面白そうです。

わたし、定時で帰ります

原作本:

Twitterでの印象

みなさん、定時帰りはうれしそうですね。

https://twitter.com/K9Cf1/status/1116187481316085760


話題となる意味

この話題がいろいろなところで話題となるところをみると、定時退社できないのは普通じゃなことになるのでしょうね。定時退社できるかどうか議論することがバカらしくて、”みんながやりがいのある仕事に就ける世の中にしよう”とはならないのですねぇ。ま、そうですね。

スポンサーリンク

定時で帰るひとの特徴

ちょっと、データが多くなってしまいました。本題に戻しましょう。著者が考える(経験した)定時で帰る人の特徴を考えてみましょう。

  • 仕事について文句(愚痴)を言わない
  • 言われたことは言われた通りする
  • 人にお節介なことは言わない
  • あまり話さない
  • 定時で帰るキャラを確立していてブレない

ブレないキャラ

定時で帰る人ってブレないんです。忙しいときは残業するとか、終わらなければ休日に出勤して仕事する。なんて、ことはしません。

つまり、ここがポイントですが、

あ、この人定時で帰るんだというキャラを定着させています

定時で帰れば何がうれしいのだろうか?

定時帰りできれば何が嬉しいかを考えてみましょう。定時で帰ればうれしいことも多いですよね。これが定時帰りのモチベーションです。

人間の行動は、すべてモチベーションに依存します。

自分の時間が増える

単純な効果としては、自分の時間が増えます。
時間が増えたら何をしましょうか?いろんなことができますね。

  • 習い事をする(英会話レッスンに通うなど)
  • 友達と飲み会の約束ができる
  • 勉強する時間に当てる
  • 休息する
  • 本を読む
  • 映画を見に行く
  • 家族と一緒にご飯を食べる
  • 人生を楽しむ

定時で帰る≠幸せではない

ここまでの記事を読んでなるほどなぁ。と感じた方は、ぜひ、定時帰りにチャレンジしてみてほしい。

でも、著者も昔はそうでしたが、仕事したいって人もいることを忘れてはいけないと思う。そういう人にとって、”定時帰り”とか”定時退社日”とか、はぁ?って感じなのです。だって、仕事するのに時間が足らないし、もっと仕事のこと考えたいし、作業を進めたいんですもの。何のために定時に帰る意味ってありるんでしたっけ?って感じです

仕事が面白ければ定時でなんか帰らなくていい

そして、もし、定時で帰ることにチャレンジするならぜひ、自分が時間を忘れてやりたいことをやってほしいと思います。内容は何でもいいけど、人生はそう長くないので、ぜひとも

やりたいことをやる時間にあててほしい

スポンサーリンク

定時で帰るコツ

著者が考える、そして、今まさに実施中の”定時帰りのコツ”についてです。偉そうに書いてますが、著者も最近始めたばかりです。でも、これ重要だと思っています。できない人も多いと思うのですが。簡単に言ってしまいます。

  • 明日やれることは明日やる
  • 人の仕事はやらない
  • 無用なアピールはやめる
  • 趣味を作る
  • 定時で帰るキャラを確立する

大切なので、一つずつみていきましょう

明日やれることは明日やる

”今日やれることは今日やる”って人もいるのですが、1日の時間は限られているので、明日できること、例えば、その仕事の納期が2日後で明日できると思う仕事なら、その仕事は明日です。

人の仕事はやらない

遅れてる人の仕事を気にして、手伝ってあげる人もいます。著者もどちらかというとそういうタイプでしたが、昔、アメリカ人の友達にその話をしたら、”人の仕事を手伝うのなんて馬鹿げている。遅れるのは、マネージメントが悪いからで、そのタスクを実行してる人の責任じゃないだろ?”って言われてから、なんだか腑に落ちて、人の仕事まで首を突っ込むことをやめました。著者は優しめな性格なので頼まれたらやってしまいますが、自分からは言い出さないようにしました。

特に大企業にこういう傾向が強いのですが、こういうの、今は悪しき風習だと思えます

無用なアピールはしない

自分はできる風な、変なアピールするのもやめましょう。仕事を早くできたらアピールしたがる人は多いと思います。仕事は早さだけでは測れないです。もし、そういうアピールしないと出世できないんです。とか思うのであれば、この際一度違う道を考えた方がいいかもしれない。こういうのが当たり前と思うのはおかしいですから。

趣味を作る

定時退社をまず初めて、趣味を見つけるでも良いのですが、まず、趣味をみつけちゃいましょう。自分自身が早く帰りたくなるものを見つけるということですね。そうすれば、定時まで一生懸命仕事して、帰って趣味の時間に当てるというメリハリのある時間の使いかたができると思います。

定時で帰るキャラを定着させる

これが最も大切だと思います。定時で帰ることを習慣化して、周りの人にもあの人は、”定時に帰る人だ”と思わせましょう。

定時で帰る方法の最も大きなことは心の持ちようです。

その証拠にあなたの周りの定時で帰る人を観察してみてください。特に、仕事の時短テクが素晴らしい人ばかりではないはずです。

定時で帰ることを難しく考えるよりは、気持ちを変えてみると、ヒントが見えてきたりするのではないでしょうか?

会社に過剰に期待しない

あなたのその頑張りを私は認めていますが、果たして会社はどう考えるでしょう?

一度考えてみてください。会社は、あなたが思うほど、あなたを大切にしてくれていないかもしれません。

一度、自分の胸に手をあて、会社に過剰な期待していないか考えてください。

そうすると自ずと仕事の切り替えがうまくなるかもしれないです。

定時で帰ることの本当の意味を今一度考える

いろいろ書いてきましたが、今回は、”定時に帰る”がいいことなのでみんなで励行しましょう、という記事ではないです。

もし、定時で帰ることであなたの人生が少しでも幸せになるなら”定時退社”、実行してみてはどうでしょう?

人生において、最も大切なものの一つは時間だと思います。その時間の使い方に一度向き合う機会になれば幸いです。

この記事を読んだひとはこの記事も読んでいます

英会話を習ったらなぜか残業時間が減らせた話

posted by j138

スポンサーリンク

-働くこと

Copyright© InterDimension:インタディ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.