それにしても昨今のマネオマーケットの動向だけは、油断できない状況です。
そんな中、マネオマーケットがメール問い合わせの返信を活発化させています。
少し、状況を整理しておきたいと思います。
なんだか、気になりますよね?
Contents
応答が早くなったのは、確認できる日にちは6/19以降です
インタディで確認できてるのは、6/19以降の問い合わせメール返答が返ってくるようになりました。
これまでも、クラウドリース以外は返ってきてましたが、向こうに都合の悪い質問は返答を返してきていませんでした。
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確認できてる問い合わせの返信元
少し、返信元に分割して、状況を把握してみます。
インタディからの問合わせ状況は以下の通りです。以下、3つの企業にしか出していないないので他は不明です。
いずれもマネオマーケットが応答を返してきていますが(これは以前から)しばらく、無応答であったのに、なぜか、応答が返ってくるようになりました。
気になる方は、一度自身で、問い合わせメールを打ってみてください。
問い合わせ案件取り扱い元 | 返信状況 | 返信速度 |
マネオ | 活発化 | 短い |
クラウドリース | 活発化(一部) | 短い(一部) |
ガイアファンディング | 不活性 | 応答なし |
どの程度の内容なら答えてくるのか?
答えとして返ってくる内容を分類してみました。何通かしか出していませんが、傾向的には以下です。
(応答がそれなりのもの)
- ファンドの記載内容についての質問
- 担保についての質問
(定型文で返ってくるもの)
- ファンドの記載以外の情報
- 期失案件の進捗
- 期失案件の見込みおよび状況
- マネオが決定を下した意図
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少し具体的に話します
あまり詳細には書けませんが、こんな感じです。
前回記事のファンドに関する質問の雰囲気
・Q:インタディ
・A:マネオマーケット
Q:117,660,000円で売った物件が書かれていないが、これは水戸の物件か?
A:その通り
Q:この担保は、そもそも不動産業者C社が、投資家の金で購入して売ろうとしてた物件か?
A:その通り。ファンド案内に書いている。
#つまり、売れなかった物件が担保ということ。評価通りではまず売れないですね。だって、売れないから期失になってるのだから。(アホくさいですね)
これだと、借り手のリスク0です。借りた金で物件買って売れなかったら、その物件を競売で売って、入ったお金だけ返せば良い?おかしな話です。こういうのを無謀な融資というのでしょう。
担保の評価額が高すぎるということでしょう。
(なぜ、こんなアホな説明、信じてしまったのでしょう。。。)
このスキーム、許されないでしょ。普通。
無謀な融資の象徴ですね。
こうなってくると、本当に、競売にかけたかどうかすら信じられなくなります。
なぜなら、実際は売ってなくても証拠もなく、競売で売れましたって言われたら投資家は確認のしようがない。そうすれば、差額が儲かる仕組みの出来上がりです。
⇨ 競売の件で、hideさんから情報いただきました。コメント欄を確認ください
Q:担保を競売にかけたから、その値段か?
A:無回答
Q:他の部件の状況が上がってこないのだがどうなっている?
A:無回答
(以下が、無回答の時の定型文
大変お世話になっております。
マネオマーケットメール
平素より、当サイトをご利用頂き、誠にありがとうございます。
お問い合わせいただきましてありがとうございます。
誠に申し訳ございませんが、
現時点においてホームページや適宜対象投資家の皆様へ
メールでお知らせしている以上のものはお伝えが出来ない状況でございます。
投資家の皆様からのお問合せにつきまして、
個別の対応についてご満足の頂けるだけの内容に至っておらず申し訳ございません。
やれやれです。状況は何もわからず、投資先の馬鹿さ加減だけが伝わってきます。
それにしてもこれだけの物件が売れないなんてことが本当にあるのだとしたら、なぜ融資したのか疑問ですね。ここまで全滅するなら、真っ当な審査であれば、問題あるかどうか?わかるはずだと思います。
本当にソーシャルレンディングのシステムは危険だと感じますね。投資家は、たった数十行の情報から、投資するのですから。
嘘を付かれていた実績ということもわからないし、本当に期失してるかさえわからないです。
聖人面した泥棒に、”俺を信じて、お前の金を貸せ”
って言われてのと同じですね。
こんなに、期失するなんて思いもよりませんでしたが、相手が融資素人だったのは残念でなりません。
金融庁の免許とか、過去の実績なんてなんとでも誤魔化しようがあるのです。
悪意がないことを前提に考えるといいシステムに思えますが、これが悪意のある企業が運用すると考えたらぞっとします。
危険きわまりない投資先だったということです。
なぜ、急に応答が早くなったのか?
おそらく、訴訟対策と金融庁などの行政系への対策でしょう。それなりに圧力を感じているということでしょう。
ということは、前記事で書いたような自らすぐ倒産させる気はなく、あくまで、
倒産の危険性を自覚はしている
ということなのでしょう。
投資家の皆さんは、大変不安な状況に置かれて心労も大きいことと思います。
今の時点で資金がかなり拘束されている方は、全額戻ることはまずないと思われます。そこまで楽観的観測をできる状況ではありません。残念ですが、すみません。
悪徳業者にひっかかってしまって不幸ですが、少しでも自分にできることに行動を起こす方が良さそうな状況です。
期失情報がトップページのお知らせに出るようになりました
今日(7/7)に気づきましたが、トップページに遅延のお知らせが出ています。なんでしょう?これ??これもどこかの圧力でしょうか?
なんの力でこんな情報を表に出すことになったのかわかりませんが、7/3の遅延分から出ています。
それにしても今月だけで、14億程度の期失とは、驚きですね。
やはりやばすぎです。
今後、このお知らせ欄は、チェックしておいた方がいいです。自身の投資ファンド以外も出ているので。
なぜこの案件がより早く償還されるのか怪しすぎるクラリのセレクト案件情報も出ています。
”クラウドリースセレクトファンド153号(案件1:BL社、案件2:AN社)”
まとめ
今週のマネオも相変わらず、期失案件を増やし続けています。色々な情報が飛び交っていて、何が真実がよく分かりません。
ただ、問い合わせの回答が以前より活性化してる事実もありますので、希望を捨てずに、少しでも大切な資金が償還させることを祈りましょう。
やれやれです。
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投資家の皆さんは、できることから初めてもらうのが良いとは思いますが、こんな悪徳な企業に悪意を持って仕組まれたことに対抗することは労力と時間を要します。後悔のない範囲で行動されるのが良いと思います。
お金も拘束され、時間も奪われるなんて馬鹿らしいですものね
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* 本記事は、予告なく、加筆・削除、改変を行うことがありますので、あらかじめご理解ください。