ある意味、とんでもない話題作だと思います。日本の方は、クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、サム・ロックウェルの豪華役者につられて観にいったんじゃなかろうか?j138と同じように。”それが何か?”
クリスチャン・ベールの太った話のインタビューとかは面白いですね
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政治の映画なんです。しかも偏ったね
観終わった感想は、”極端な政治風刺映画”でした。観ていてあんまり気持ちよくないし、楽しい週末を過ごせない気になった。最近だと珍しい気がするほど、映画館でもエンドロールが始まった瞬間に席を立つ人が多かったきがする。j138も映画の余韻を楽しむためエンドロールを最後までみる派ですが、早く立ち上がる気持ち、痛いほどわかります。そんな気持ちになりますよね。今日の僕の前には、仲睦まじい老夫婦がいましたが、さぞ、残念な気持ちになったでしょう。
それほど、幸せとか楽しいとかの気持ちにならないです。
”すごい映画だった”
と表現する人が多そう。。。なにかがすごい(笑)
批判と風刺の連続
映画は、政治を皮肉った風刺的表現が多いです。こういう政治を批判するために作ったとしか思えない。我々日本人にとってはの話ですが。
後半からが面白い(いや、興味深い)
前半は、正直、退屈で、クリスチャン・ベールも観たしお昼寝タイムか?と思いましたが、後半、急激にドラマが動きます。その時点で、”ああ、この映画って、そういう趣旨なのね”とも思いました。
サム・ロックウェルが最高に面白い
もっとも風刺が効いたキャラは、サム・ロックウェル演じる、ぼっちゃん政治家(名前は伏せます)。これが、絶妙にバカにしています。観てる人も笑わずにいられないでしょう。それにしてもこれは、本当に絶妙でしたね。ぜーーたい、バカにしてるとしかおもえないのですが、あっこまでやっていいんかい、ってこっちが要らん心配します。
あの、”スリー・ビルボード”のオスカー俳優になんてことをさせるんだ。でも、どうみても本人のりのりだったんだけど・・。
エンドロールも見逃すな
最初に、エンドロール見ずに立ち上がる人たちが多かったと書きましたが、エンドロール中にも映像あります。
エンドロールも全部みていってください。絶対です。
このインタビューが面白い
このインタビューが面白いです。日本人が、アメリカ人にインタビューしてる感じで。。。こんな映画、日本で公開しても興行成績悪くて後悔しますよ。j138もこの映画を見てるとき、"manipulate"(人を巧みに誘導するって感じですかねぇ)って単語を思い浮かべました。同じようなことを言ってて面白かったです。
この映画って、やっぱ俳優の思想関係あるよね?
この手の映画って、やっぱり俳優の思想によるものでしょうか?主役2人にインタビューをのぞいて見ました。驚くことに二人ともこういう姿勢ですね。映画の内容からぶっちゃけて話すかともおもったのですが。エイミー・アダムスは、現大統領の時なんかやっってませんでしたっけ(汗)。き、気のせいですね。本人たちのインタビューをどお受け止めるかは、こっちも見る方の主観ということですね。
クリスチャン・ベール
僕はこの仕事に持ち込むつもりはなかった
引用元:映画配給会社ロングライド 『バイス』クリスチャン・ベール_町山智浩氏インタビュー映像
チェイニーの政治観を受け止めるべきだ
エイミー・アダムス
”独自の視点を持って演じると物語を紡ぐことはできない
引用元:映画配給会社ロングライド 『バイス』エイミー・アダムス_町山智浩氏インタビュー映像
だから私個人の意見や思い込みは捨てて演じる対象を掘り下げ真実を探るべきと思うの
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バイスの意味って
最後になってしまいましたが、副大統領の話で”バイス”だったので、バイスプレジデントのバイスだと思ったのですが。”マイアミバイス”の方のバイスの意味もあるんですね。(古っ。)つまり、悪徳、不道徳のような意味ですね。アルクで調べてください。
映画としては、j138的に点数低いですね。だって、楽しくないもん。
時間のある人は、リンク貼った動画とかも見て楽しんでください。
上演期間が長いでしょうかねぇ・・?
では、今日はこの辺で。
poseted by j138