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土肥の街なみ
人は、なぜ旅に出るのか?今までしたことのない体験をするのか?非日常に身を置き、自分を見つめなおすのか?その目的は人様々です。旅は、どんな人にも必ずなんらかの影響を与えます。そう、旅って、いろんなものを与えてくれます。
僕が、土肥に行く目的は、
”まったりしたいから”
え?それは何も与えてもらってないですって??
それは、違うんです。そう、癒しを与えてもらってます。
今更よくわからないですが、行くとなぜか安心した雰囲気に包まれます。人が少ないからだろうか?いや、そういうことはないんですけど、なんとなく落ち着くんです。
前置きが長すぎましたね。ついに土肥に着きました。
土肥で、最も有名なのは、”土肥金山ですが、もういったことがあるので、今年は行きませんでした。
というわけで、特に写真がないですが、ある分で街の紹介をしてみます。僕は、朝に、このあたりを歩くのが好きです。皆さんも、朝の土肥の街を散策してください。
あ、そんなに広くはないです。
街のシンボル的存在の花時計
ここが、この街の中心です。と勝手に思ってます。だからといって、人がいっぱいいるわけではないんですけど。。。どこに行っても人は、ほぼいないですからね。(あ、褒めてます。)
海岸沿いの遊歩道
土肥温泉は、山と海に挟まれた、絶好のロケーションにあります。海岸は、夏場は海水浴客でにギア運でしょうか?夏にいったことがないので知らないのですが。。
若山牧水像
土肥温泉は、若山牧水がお気に入りでもあって、ここによく来てたようです。
それもあって、街の目立つところに銅像がたっています。
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土肥温泉 牧水館に泊まりました。
この温泉宿が、若山牧水が約70泊した宿で、日本の温泉旅館では最多の宿泊数を誇ります。今年は、ここにお世話になりました。
牧水のみならず、吉川英治、志賀直哉、川端康成とかも泊まったという泊まっただけで文才が目覚めるのではないかとい宿です。(情報は旅館パンフから)
とにかく、土肥の温泉はいい。僕は、温泉は結構行ってますが、その中で、かなりのお気に入りです。お湯がまろやかで、ゆっくり浸かってると、疲れがどんどんなくなっていくような気がします。
これが外観
部屋の中には、牧水の詩が飾ってあります。
読めます?多分、
”かんがえて 飲みはじめたる 一合の二合のさけの 夏のゆふぐれ”
牧水晩年の歌で、酒で体を壊した牧水が、医者に止められている酒を飲み始めて一合 二合と飲んでしまった夏の夕暮れを歌っています。実際に、こういう場面があったかどうかはわかりませんが、酒で体をやられている牧水が、お酒を飲んだのが、夏の夕暮れであって、その夏の夕暮れと自身の体の状態を想い重ねて読んだ一句だそうです。秋の夕暮れだと切なすぎるので夏の夕暮れにしたという話です。
(by 土肥館館長)
牧水は、かなりの大酒飲みで、肝臓を悪くして、43才で亡くなっています。
晩年の寂しさただようちょっと寂しい歌ですね。
素晴らしい。
屋上に、貸切り風呂があります
土肥館の温泉
土肥温泉は、湯質が最高にいいです。まったりと優しい湯で、僕はちょっと高めの温度の湯船に浸かるのが好きです。
土肥館の温泉の温泉も心地よいです。露天風呂は若干ゴツゴツしてるので、ちょっと入りにくいかもしれません。そういうのが嫌いな人は屋上に貸切り温泉があるので、そっちでゆっくり浸かるのもいいかもしれません。
実は、洞窟風呂ってのもあるのですが、温泉のHPでもあんまりおしてない感じです。僕もちょっとはいりましたけど、あまり多くの人が入れないので、人に気を使う人にはあんまり向かないかもしれません。軽く経験してみるだけでいいかもしれません。
まとめ
では、私も一句、一応ね
こほん。
”土肥の湯に 浸かっていやす 日常の 多忙も忘れ まちをながめる”
j138晩秋の歌、土肥館の露天風呂で、お気に入りの土肥の街を眺め日頃の疲れ癒す様を詠んだ歌。
失礼しました。。。。
posted by j138
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