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読書の感想:東野圭吾著”祈りの幕が下りる時”- 加賀刑事が推理することに意味がある。

投稿日:2017年3月5日 更新日:

久しぶりの本のレビューです。

何冊か、記事に書かずに飛ばしてしまったので、そのうち書こうとも思います。

今回は、東野圭吾さんの”祈りの幕が下りる時”です。

あの加賀刑事の因縁ある事件が起きます。

僕も加賀刑事の本を数冊しかよんだことがないのですが、それでも大体のこと

がわかりました。何冊も跨いだ伏線がこの本に集約され、それを加賀刑事がいつもの

鋭い推理によって解決するという、ファンであればたまんくらいの内容です。

今までの本では、謎であったことなどが描かれていて色々楽しませてくれる内容

になっています。

最後には、感動で胸が締め付けられる想いになるでしょう。

自分が、どの立場に感情移入するのかが面白い作品だと思いますが、

どの立場であろういと、色々と感じてしまうことだろうと思います。

この事件は、真に、加賀刑事が解く必要のある物語であり、本当に絶望的な

物語の最後に揺らぎない暖かさを感じさせてくれる作品となっています。

どうしても加賀さんが気になって仕方ないこの物語ですが、今回のテーマは、

”親子の愛情”です。加賀さんファンならご存知のこのネタで、深く暗い海の

底にいざなわれてしまいましょう。どっぷりハマってみてください。

本当に、素晴らしいこの作品ですが。加賀さんの本を何冊か読んでおいた方が

とても楽しめる内容になっています。

例えば、

その他、色々ありますが、”加賀恭一郎シリーズ”で調べればすぐわかります。

僕も逆に、これまでの本を何冊かピックアップして購入しました。

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